No.14 名栗げんきプラザ　-地域自然を次世代に-

　今回は名栗げんきプラザさんを取材しました。皆さん、げんきプラザという施設を知っていますか？埼玉県民以外の方はげんきプラザという言葉をあまり耳にしたことがないと思います。

　そこで、今回は埼玉県内に6ヶ所存在するげんきプラザの中の一つ、名栗げんきプラザについて名げんきプラザスタッフの弦巻さんに、高見咲来がzoom にてお話を伺いました。

目次

• 名栗げんきプラザとは？

• 具体的なイベント内容は？

• 最近の活動は？

• どんな施設になっているの？

• ここに注目！

• 今、コロナ禍でできること

名栗げんきプラザとは？

　埼玉県内にある、集団の自然体験活動、宿泊活動を通じて県民の青少年の生涯学習や健全育成また、地域自然活動活性化を図る施設です。自然に触れる機会が減少している今、元気・絆・安心・感動という4つの目標のもと、名栗げんきプラザでは様々な自然体験活動を行なっているそうです。また、子供対象のプログラムだけに留まらず、シニア世代の方を対象としたプログラムも充実しています。

　年齢層に囚われず、沢山の方々が楽しめるようなプログラム内容！親子イベントもあるそうです。家族交流の場にもなりますね！

具体的なイベント内容は？

　1泊〜4泊での青少年キャンプや、日帰りでの野鳥観察、親子を対象としたキャンプなど，様々です！

地元の方だけでなく遠方から参加してくれる方も沢山いるため、昔ながらの伝統料理体験をしたり、近くの田んぼを使って米作り体験や田植え体験、観光釣り場で魚釣り体験なども行っているそう。

　伝統を学べるだけでなく、地域の再発見にもつながると弦巻さんがお話ししてくれました。

高校生以上を対象としてボランティア募集もしていて、参加する子供たちだけではなくボランティアスタッフもたくさんの発見や体験をすることができます。

最近の活動は？

　最近ではシニアを対象とした野鳥観察や未就学の子供たちを対象にした森探検&焚き火体験をしたとか！

活動内容は次の年度が始まる前にスタッフの皆さんで話し合い、年間の計画を立てているそうです。

同じ内容のものだけではなく、その年に合わせたプログラムを組むと聞きました。バリエーション豊かで楽しそうですね！

どんな施設になっているの？

　美味しいご飯を提供してくれる食堂、体育館、大浴場、沢山の部屋、そして最新型プラネタリウムがあります。このプラネタリウムでは、名栗スタッフの方が面白く、そしてわかりやすく解説してくれます！また、外には野外活動用の炊事エリアなども！カレーライスをみんなで作ったり、夏は流しそうめんをする場でもあります。

プラネタリウム

ここに注目！

　今までは社会人のボランティアが多かったのですが，最近は高校生や大学生のボランティアが増えてくれたことがとても嬉しく感じ、ボランティアスタッフでの経験を通してこれからの成長や将来の夢につなげていってほしい、と弦巻さん。

　実は、私も小学生の時に名栗げんきプラザでのキャンプに参加し、現在はボランティアスタッフとしても参加しています。小学生の時に何度か弦巻さんにはお会いしていて、こういうキャンプがありましたね、こういうスタッフさんがいましたね、と取材時に盛り上がってしまいました笑。私が子供として参加していた時にスタッフをしていた方と一緒に、 ボランティアスタッフをするというとても不思議な体験をしたりもしました笑。参加者だけでなく、ボランティアスタッフ側もたくさんの発見や経験ができ、参加する子供たちとの関わりだけではなく幅広い年齢層のボランティア同士の交流もげんきプラザの魅力の1つだと私は思います。

今、コロナ禍でできること

　コロナ禍でなかなか外出することができていないという方にも安心して活動できるような自然活動を提供するという役割がある。コロナ感染対策を万全にしながら自然活動の提供の場を継続していきたいと、弦巻さんは話します。

　自然豊かな地で子供やシニア世代への自然活動提供だけでなく、地域活性化を踏まえて行うイベントなど、魅力溢れる、名栗げんきプラザについて紹介しました。高校生~の方たちは是非ボランティアスタッフにチャレンジしてみてください！随時募集しているそうなので興味のある方はURLから詳細を覗いて見てください。きっと、沢山の新しい価値観や経験、発見ができるはずです。

http://www.naguri-genki.com名栗げんきプラザ